検索
言語

インフラストラクチャの最新化ソリューション

コアからエッジ、クラウドまで、次世代のイノベーションでストレージインフラストラクチャを強化する

進化を続けるビジネス要件と顧客の期待に応えるためには、ITインフラストラクチャやアプリケーションフレームワーク、運用プロセスを含むIT環境の最新化が必要です。今やIT組織は、サービスイネーブラやコストセンターとしての役割から、付加価値やビジネス変革のための戦略的イノベーションセンターとしての役割へとシフトしました。

ビジネスサービスを迅速かつ継続的に提供するためには、それを支えるITインフラストラクチャに適切なテクノロジーと最先端の手法を導入する必要があります。だからといって、データセンター全体を壊し、入れ替え、作り直す必要はありません。

IT組織に必要なのは、既存のシステムをシームレスに刷新、統合、最適化し、新しいテクノロジーと組み合わせることで、インフラストラクチャの機動力を高め、価値実現までの時間を短縮できるようにすることです。

2020年のIDGの調査によると、ITリーダーの67%がビジネスの変革を実現するためにはITの最新化が不可欠であると考えており、IT予算の40%が最新化の取り組みに充当されていました。

自信を持ってストレージインフラストラクチャを最新化する

モノリシックで柔軟性に欠けるアーキテクチャを備えた従来のデータセンターは、急速に過去のものとなりつつあります。Software-Defined Storage、HCI、AI/MLなどの最新のインフラストラクチャソリューションは、組織がコアからエッジ、クラウドに至るまで、IT投資の価値を最大化できるようにする基盤として浮上しています。

ストレージハードウェアの更新や面倒なフォークリフト・アップグレードに多くの時間、労力、費用を費やしていませんか?HCIの採用やオブジェクトストレージによる拡張や急速に増え続けるNAS/ファイルサーバーからのデータのオフロードを検討されていますか?

Software-Defined Storageは、データの保存、保護、管理、アクセスにまったく新しい柔軟性をもたらす最新化テクノロジーです。ハードウェアとソフトウェアの分離という概念に基づいてデータセンターを構築できるため、運用コストを削減しながら、統合、拡張、アップグレード、適切なサイジングなどをシンプルに実現できます。

市場投入までの時間の短縮、ユーザーの生産性向上、カスタマーエクスペリエンスの向上に役立つ革新的なソリューションを提供することでビジネスの成功を促進し、CapExではなくOpExに焦点を当てたより効率的な財務モデルを採用できるようにします。

ストレージの更新サイクルをシームレスにナビゲート

ストレージの更新サイクルをシームレスにナビゲート最小限の労力とダウンタイムで、レガシーストレージを更新および拡張することができます。ストレージ仮想化の機能を活用することで、データサービスを基礎となるストレージハードウェアから抽象化し、集約されたストレージプールを作成することができます。

これにより、アプリケーションのアクセスに影響を与えることなく、ストレージプール内のストレージの追加、交換、廃止を容易に行うことができます。複雑なプロセスや追加コストを必要とせず、また継続的なビジネスオペレーションに支障をきたすことなく、異なるデバイス間でデータを移行することができます。

HCIの俊敏性の向上

HCIの俊敏性の向上標準のx86ハードウェアで構築されたカスタマイズ可能なHCIクラスタ上でミッションクリティカルなアプリケーションを実行し、IT環境の複雑化と費用負担を軽減します。

  • 選択したコンポーネント(コンピューティング、ストレージ、ネットワーク、ハイパーバイザーなど)を使用してコンパクトな2ノードのHCIクラスタを簡単に構築
  • 高価なSAN機器に代わり手頃な価格のHCIサーバーを使用して拡張することでコストを削減
  • エッジおよびROBOのロケーションにHAを使用してコンパクトなストレージを実現

ストレージ導入モデルを柔軟に変更

ストレージ導入モデルを柔軟に変更ソフトウェアデフィンドアーキテクチャのメリットを活用することで、ビジネスの必要性に応じて、さまざまなストレージ導入モデル間で切り替えを行うことができます。

従来のSANストレージ、ダイレクトアタッチドストレージ、ハイパーコンバージドストレージを交互に使用したり、これらを組み合わせて使用したりすることもできます。

こうした柔軟性があることで、アプリケーションに影響を与えることなく、必要に応じてストレージインフラストラクチャを変えていくことができるのです。

S3対応のオブジェクトストレージで大規模なデータ管理を実現

S3対応のオブジェクトストレージで大規模なデータ管理を実現プライマリファイルストレージのインフラストラクチャを、手頃な価格のセカンダリティアで拡張できます。S3互換のマルチテナントオブジェクトストレージにより、ペタバイト規模にもなる数十億のファイルの管理、保護、アクセスが可能になります。

ユーザーとアプリケーションは、S3およびHTTP(S)プロトコルを介して、どこからでもコンテンツにアクセス可能です。インテリジェントなデータ管理機能により、ファイルの検索、コラボレーション、分析も簡単になります。

柔軟なハイブリッドクラウド戦略の採用

柔軟なハイブリッドクラウド戦略の採用パブリッククラウドを活用してオンプレミスのストレージインフラストラクチャを拡張し、ハイブリッドクラウドストレージモデルを実装することで、多様なデータストレージ要件に柔軟に対応できます。

オンプレミスのオブジェクトストレージからクラウドにデータを簡単にコピーして、データの耐久性を高めたり、クラウドのディープ/コールドアーカイブを活用したりできます。ローカルアーカイブ、データ保護、コンプライアンスのために、データをクラウドからオンサイトにコピーして戻すこともできます。

これにより、パブリッククラウドソリューションとプライベートクラウドソリューションを組み合わせ、自社に固有のビジネスニーズを満たすことができます。

テープから高速なオブジェクトストレージへ

テープから高速なオブジェクトストレージへ低速でフットプリントの重いテープストレージから、ソフトウェアディファインドオブジェクトストレージへ移行しましょう。

パフォーマンスの向上、データアクセスの高速化、データ管理の簡素化により、オブジェクトストレージプラットフォームは多くの利益をもたらします。

また、オンプレミスのオブジェクトストレージは、セキュリティポリシーによりデータセンター内にデータを保存する必要がある場合に、クラウドストレージの代替として有効です。

BC/DRの導入でデータ損失を防ぐ

BC/DRの導入でデータ損失を防ぐビジネス継続性(BC)とディザスタリカバリ(DR)機能により、データの可用性が向上します。

セカンダリストレージシステム上のデータを、データセンター内のローカル、メトロクラスタ全体、またはDRサイト/クラウドにレプリケートします。また、フェイルオーバーとフェイルバックのメカニズムにより、ストレージのレプリカを切り替えて運用の継続を可能にします。

スナップショット、バックアップ、CDP(継続的なデータ保護)といった高度なポイントインタイムデータリカバリー技術により、データの損失を防ぎます。

ストレージ管理の意思決定に分析を活用

ストレージ管理の意思決定に分析を活用ストレージインフラストラクチャを最新化する際は、適切な分析ツールとインサイトを用いて、その主な成果を明確化していく必要があります。

  • 警告サインを積極的に特定し、問題によってビジネスに影響が及ぶ前にその問題を解決する
  • ストレージ拡張に関する意思決定のための、容量の使用傾向を予測
  • ストレージインフラストラクチャを最適化するためのベストプラクティスを把握する

DataCoreは、時代を先取りしたゲームチェンジャーであり、企業が真にSDDC(ソフトウェアディファインドデータセンター)を実現するうえで重要な役割を担います。

Irvin Nio(ITアーキテクト) Capgemini

次世代のソフトウェアディファインドデータセンターを体験してみましょう